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丹羽氏と亀川氏の対談が実現しました
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対談の場所は東京・神田小川町で丹羽氏が上京時に必ず立ち寄る「TEORIYA」というテキスタイルショップの店主である多田さんの協力で行われました。
最初は木綿の良さについての話や、亀川氏が発言した睡眠環境フォーラムでのパネルディスカッションの話などをしていました。話は徐々に熱くなりはじめ、亀川氏は自らが実験した寝床内気候の話や関東での木綿の作り方について熱く話をされました。一方丹羽氏は先日自身のホームページにも書いていますが公的機関などの協力で保温性の実験を行い木綿ふとんが保温性が一番高いというデータについて話をされました。
羽毛ふとんは寝床内温度が高く体に負担がかかるという亀川氏の話と丹羽氏が行った木綿ふとんの実験では熱が外にでにくいため保温があるという主張とは矛盾しますが、これは実験の方法や条件が明らかに違うのでこの件に対して結論は出せないままで終わりました。しかしアンケートの回答などでも羽毛ふとんは確かに熱くて蒸すと感じる人もいるのと木綿ふとんは最初は冷たいが徐々に暖かくなってくるということも消費者の声や実際のデータで出ています。木綿はふとん全体から熱が徐々に出て行くのに対し、羽毛はセンター部分から徐々に熱が出て行く、また湿度の条件や体感温度なども人それぞれ感じ方が違ってくるなど条件を統一させないと難しいという理由でこの議論は途中で終わりました。この実験については私自身が莫大な費用をかけて施設を借りて実験を行います!といいたいところですが・・・そういうわけにもいかないので、実験用の温度計を購入し私自身も試してみようと思います。
丹羽氏は自ら海外へまわり各国のふとん屋さんや職人さんを撮ってきた写真を亀川氏に見せていました。(しかし丹羽氏の訪問数は並みではないです・・)亀川氏も丹羽氏の行動力や研究熱心さに驚いていました。
また関西と関東とでは昔から木綿の使う種類が分かれるという話も聞きました。
関東ではコシのあるインド綿、関西では軽い米綿、メキシコ綿が好まれるといいます。
どうしてこんなに分かれるのかは疑問ですが地域の性格も大きく影響していると思います。
時間の都合もあり丹羽氏と亀川氏の対談は2時間ほどで終了しましたがそれぞれまだまだ木綿について熱く語りたいといった感じでした。
しかしここで残念なことがあるのですが、亀川氏は年齢的なことから今月でお店を閉めてしまいます。氏は店を閉めた後もできる限り色々な場所で木綿ふとんについて話をしていきたいと考えています。木綿ふとんにはまだまだ沢山の魅力がありそれを多くの人に伝えていきたいという気持ちは丹羽氏と共通している部分です。
丹羽氏はこれからも綿について更に研究を進めていくことを話していました。丹羽氏のような方でもまだまだ木綿には数多くの魅力が隠されていると感じています。私はこうしてすばらしいプロフェッショナルの姿を見てさらに木綿ふとんについて自らも研究を進めていかないといけないと考えました。木綿ふとんは通販などでもまだまだ好調な売れ行きを見せているといいます。羽毛・羊毛・機能ふとんやいろいろな性能のふとんが出ている中、木綿ふとんはまだ根強い人気があります。ではどうして「木綿」なのか・・そこをいかに消費者に説明できるかが私自身のテーマでもあります。この対談はプロならではの熱い談話が聞けました。まだまだ私のようなレベルではこの対談に参加できる資格はありませんが、木綿に対する熱い情熱は私たちの世代が引き継いでいかなければいけないと思いました。